コラム

東京都の「アジアン料理」のキッチンカーを製作しました。

pen2026.06.21

東京都のキッチンカー・移動販売車を製作させていただきました。
製作させていただいたサイズは「1.5tベースキッチンカー」です。

製作したキッチンカー・移動販売車

社内カフェでの勤務時代に、ある重要なビジネスチャンスに気づかれました。それは、「オフィスワーカーの間で『野菜をたっぷり摂れるお得なランチ』への需要が非常に高いにもかかわらず、選択肢が圧倒的に少ない」ということでした。

入念な需要調査を経て、オーナー様は短時間で満足感を提供でき、スパイスやハーブの香りで遠くからでも食欲をそそる「アジアン料理」での出店を決意。仕入れにもこだわり、国産の無農薬野菜を贅沢に使用した、ビジネスパーソンの心と体を満たすメニューをランチタイムを中心に販売予定です。

課題:調理経験があるからこそ悩む「搭載設備」の選択

オーナー様はレストランと社内カフェにて調理経験をお持ちであったため、メニュー想定や仕込みのイメージは完璧でした。しかし、一般的な店舗の厨房とは異なるキッチンカー特有の限られたスペースを前にして、「何を載せて、何を削るべきか」という機材選定に頭を悩まされていました。

オフィス街のランチタイム(11:00〜14:00)は、1分1秒を争う戦場です。どれだけお客様をお待たせせずに提供できるかが、ビジネスの安定性と売上を大きく左右します。

だからこそ、あれもこれもと欲張るのではなく、メニュー変更に柔軟に対応できる万能性と、現場でのスピード提供を両立させる「引き算の構成」をご提案しました。

提案内容:スピードとシズル感を両立するコア機材

調理経験を最大限に活かしつつ、短いピークタイムを最小人数で圧倒的なスピードで捌き切るため、以下の4つのコア機材を厳選して配置しました。

搭載機材選定の理由と現場でのメリット
卓上ガスコンロ高火力でマルチに活躍。固定式ではなく「卓上型」にすることで、将来的なメニュー変更時にも容易に別機材(フライヤー等)へ置き換えが可能。
フードウォーマーケース事前に仕込んだ具材をベストな温度でキープ。注文が入ったら「ご飯を盛って、保温中の具をかけるだけ」の1分以内提供オペレーションを実現。
横型コールドテーブル
(作業台+台下冷蔵庫
天板を作業台として活用することで、デッドスペースを徹底排除。仕込み済みの無農薬野菜をランチ直前まで新鮮に保管。
卓上ガスグリドル(焼き台)煙と香りで遠くからでも足を止めさせる「シズル感」を演出。事前に8割熱を通した肉を現場でサッと炙り、スピードと香りを両立。

キッチンカーの仕様

ベース車両:日産アトラス(1.5tトラック)走行距離:9万キロ
デザイン:単色塗装8ナンバー取得
内装設備:換気扇、給排水タンク200ℓずつ、シンク2つ、蛇口2つ内装オプション追加:作業台、ガスコンロ、フードウォーマーケース、コールドテーブル、ガスグリドル
外装オプション:タペストリー設置部材×2箇所

車両のこだわりポイント

今回の車両は、貴社の強みを最大限に活かした設計となっています。

1.5tトラックならではの積載量
1tトラックや軽バンでは難しい、200L給排水タンクを完備。調理工程数が多く、社内仕込みも可能で保健所の許可を初回で確実に取得し、長時間の営業でも水不足の心配がない、プロ仕様の厨房を実現しました。

「跳ね上げ窓」による開放感と効率
シャッターを排除し、スタイリッシュな跳ね上げ窓を採用。営業中の視認性を高めつつ、開店・閉店準備のスピードも格段に向上させました。

高効率を実現!メニューに適切な車内設備選定と動線作り
ランチタイムの混雑を捌き切るため、調理動線を徹底的に効率化しました。
事前仕込みの具材を温めるフードウォーマーや、仕上げのガスグリドルを最適配置し、注文から1分以内でスピード提供できるプロ仕様の厨房です。

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